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サンゴとは?

サンゴの現状

アクアパークの取り組み

サンゴスタッフコラム

サンゴ保全への連携協定

2021年8月、沖縄県石垣島の周辺海域でサンゴの養殖を行う「八重山漁業協同組合サンゴ種苗生産部会」と水槽設備における協力企業「AIネット株式会社」とともに“サンゴ礁およびサンゴの研究、教育普及”に関する3社連携協定を締結しました。
同協定の下、サンゴ礁再生に関する活動や教育普及活動、サンゴの研究について連携を続けています。

無性生殖での繁殖

水槽内ではサンゴが成長し、となりのサンゴとぶつかりそうになったときなどに枝を折り、
サンゴ同士の接触を防ぎます。枝を折ったあとは生きものに害のない接着剤で岩につけ、 また新しく成長させます。これを「枝打ち」といいます。

サンゴの産卵・
有性生殖の研究

サンゴの産卵と有性生殖についてはまだ解明されていないことが多く、サンゴ礁の再生のためにさらなる研究が求められています。
アクアパークでは沖縄県石垣島「八重山漁業協同組合サンゴ種苗生産部会」より、抱卵状態のサンゴを搬入します。
サンゴの卵の様子を観察し、水槽環境を管理しながら、サンゴの産卵および有性生殖の研究を行っています。2021年9月、人工海水を使用した閉鎖循環水槽内で“ヤッコミドリイシ”の産卵の観察に日本で初めて成功しました。

2022年5月は “ヤングミドリイシ”の産卵から着床まで確認され、この事例も日本初となりました。
2023年5月生まれのヤングミドリイシでは褐虫藻の取り込みと成長が確認されました。こうしたサンゴの繁殖に関する研究を継続し、豊かなサンゴ礁の再生へ繋げることを目指しています。
これらの活動、研究を通してサンゴ礁の大切さや魅力を発信していきます。

サンゴ礁の現地調査

「八重山漁業協同組合サンゴ種苗生産部会」との連携のもと、飼育スタッフが沖縄県石垣島へ出張し現地のサンゴ礁や養殖を調査し、現地での再生の様子やサンゴ礁のいまを発信していきます。