生きもの発見カード
~館内をめぐって、たくさんの秋にちなんだ生きものを探そう~

イベント概要

〇〇の秋にちなんだ生きものを見つけて、ビンゴカードに穴をあけよう!
すべての生きものを見つけた人には、インフォメーション(2F)でオリジナルステッカーをプレゼント!

対象日

2026年10月9日(金)~11月13日(金)

ご購入方法

販売場所:チケットカウンター(1F)
金額:500円

ビンゴに登場する生きものについて

芸術の秋

アカククリ 「このオレンジは幼魚の時だけ!」

飼育スタッフのコメント

黒地に橙色の縁取りがある幼魚の体色は、有毒のヒラムシやウミウシに似せた擬態と考えられています。幼魚はサンゴ礁の内湾や礁池(しょうち)の浅い場所に岩陰などに単独で暮らし、ヒラヒラとゆったり泳ぎます。特徴的な体色は幼魚の時だけで、成長に伴って徐々に橙色の縁取りは消え、体色も黒から銀へと変化し、見た目の印象が大きく変わります。ツバメウオのなかまに分類され、日本にはアカククリのほかに3種の近縁種が生息しており、いずれの種も成魚は銀色の体色ですが、アカククリは吻(くちさき)が尖る点が見分けるポイントです。

展示場所:リトルパラダイス

オルネイトカウフィッシュ 「雌雄で模様が異なるフグのなかま」

オス

メス

飼育スタッフのコメント

オーストラリア南部からタスマニア島にかけて生息しているフグのなかまで、ハコフグ類に近縁なイトマキフグ科に分類されます。オスとメスで体色に違いがあり、オスはからだ全体に鮮やかな模様が入り、メスは茶色と白色のラインと渦模様が特徴です。頭部の突起を牛の角に見立て、カウフィッシュ(Cow fish)と呼ばれます。好奇心旺盛で、飼育員が水槽の近くに立つと水面に近づいてきます。砂の中のエサを探す際には口から水を吹き出し、砂を飛ばしながら餌を探すため、水槽の砂がクレーターのように凸凹になっていることがあります。

展示場所:リトルパラダイス

オウサマペンギン 「バランス抜群な芸術的寝姿!」

飼育スタッフのコメント

オウサマペンギンは南極の周辺にある島々の海岸や草地など比較的寒いところにくらしているペンギンです。からだのほとんどが羽毛に包まれてはいますが、羽毛につつまれていない足とクチバシを寒さから守るため、足は踵立ち(かかとだち)、またクチバシは翼に挟んで寝ていることがあります。かかとに見える部分はふしょ骨と呼ばれる部分で、足のつま先とかかとを結ぶ部分です。そんな場所でバランスをとりながら寝ている姿は、とても芸術的です。よく観察してみると、その寝姿も見られるかもしれません。

展示場所:ワイルドストリート

食欲の秋

シノノメサカタザメ 「実はエイのなかまの食いしん坊」

飼育スタッフのコメント

シノノメサカタザメは名前に「サメ」とついていて、外見や泳ぎ方はサメと間違われやすいですが、からだの腹側にエラ穴があり、エイ目シノノメサカタザメ科に分類されるエイの仲間です。分類学的には同じ水槽で飼育しているノコギリエイのなかまに近いとされています。インド太平洋の熱帯域に広く分布しています。水槽内を活発に泳ぐ姿が見られ、給餌の際には、他の同居個体を押しのけて、スルメイカやサバ、アジをよく食べます。物をかみ砕く力が強く、野生下では砂の中に隠れているエビやカニなどの甲殻類や貝類も捕食しています。

展示場所:ワンダーチューブ

グルクマ 「エラを大きく広げて食べる」

飼育スタッフのコメント

サバ科に分類される魚で、沖縄以南の熱帯・亜熱帯海域の沿岸表層で群れをなして回遊し、水槽内でも水面直下を泳いでいます。主に水中のプランクトンを捕食しており、効率的にエサを取るためにエラを大きく開けながら泳ぎ、鰓耙(さいは)と呼ばれる器官で餌を漉し取って食べます。アクアパークでは、人工飼料やオキアミ、アミエビなどを与えています。エラを広げる行動は給餌の時間以外にも観察することができるので、水槽を見上げて観察してみると、鰓耙(さいは)を観察することができるかもしれません。

展示場所:ワンダーチューブ

コツメカワウソ 「硬い殻も砕くワイルドな歯!」

飼育スタッフのコメント

野生下では、甲殻類や貝類、魚、時には昆虫などを食べているコツメカワウソは、甲殻類や貝類を丸ごとかみ砕いて食べることができます。口の中には獲物を捕まえるときに役立つ鋭い犬歯や硬い殻もかみ砕くことができる臼歯があります。その中でも、上顎の奥歯2本は特に大きく発達しており、コツメカワウソより2倍も大きな体を持つユーラシアカワウソよりも大きな歯をもっています。
実はワイルドな一面もあるコツメカワウソ。ワイルドライブビューイングでは、そんなコツメカワウソの紹介をより詳しく行っていますので、ぜひ見に行ってみてください。

展示場所:ワイルドストリート

スポーツの秋

テッポウウオ 「口に水を溜めて水鉄砲ができる」

飼育スタッフのコメント

口に溜めた水を水鉄砲のように発射する行動で知られ、英名もアーチャーフィッシュとよばれています。熱帯域の河川河口やマングローブ域などに生息しており、日本でも西表島などで観察されています。水面直下を泳いでおり、小魚や小型甲殻類の他、マングローブの枝などにとまっているいる昆虫なども捕食します。水面の屈折を計算して水鉄砲を打つことができ、狙っている餌が水面に近い場所にいる場合は、水鉄砲ではなく水面から飛び上がり、エサをとることもあります。水鉄砲の射程や命中率は個体によって異なります。

展示場所:リトルパラダイス

カマイルカ 「最高時速55kmの速さを実感!」

飼育スタッフのコメント

白と黒のツートンカラーが特徴的なカマイルカは、体長が約2~3m。体重は100kg~150kgあります。運動能力がとても優れており、野生下でもさまざまなジャンプやアクロバティックな動きが観察されています。力強い尾鰭で時速50~55㎞で泳ぐことができるといわれています。パフォーマンスではスピード感が伝わる「サーキット」や尾ビレの力を使って水面に体を持ちあげたまま進む「テールウォーク」など、たくさんの技を見ることができます。ぜひ実際にパフォーマンスを見て、身体能力の高さを感じてみてください。

展示場所:ザ スタジアム

ゴマフアザラシ 「脂肪を味方に!?驚きの潜水能力」

飼育スタッフのコメント

アザラシには全身にたくさんの毛が生えています。体の毛は長くないため保温効果はあまりありませんが、代わりに体脂肪率約50%以上の分厚い脂肪があるため、冷たい海でも寒さから身を守ることができます。これは動物界の中でもトップクラス!そんな脂肪を持ちながらも実は潜水能力にとても優れた動物で、他の海生哺乳類の中でも特に長い時間潜ることができます。例えばゴマフアザラシの場合は、1回の呼吸で約20分間息を止めることができます。水中に潜って眠っているかもしれませんので、ぜひ探してみてください。

展示場所:ワイルドストリート