サンゴスタッフコラム

水槽内をカラフルに彩る!“マメスナギンチャク”のご紹介

コーラルカフェバー(1F)内にあるコーラルラボでは、サンゴピックアップ水槽として期間ごとに個性的なサンゴの仲間たちを展示しています。
本日2025年5月24日(土)から展示変更を行い、「マメスナギンチャク」を展示しています。

今回のコラムでは、サンゴピックアップ水槽の主役であるマメスナギンチャクの魅力をご紹介します。
マメスナギンチャクは、まるで水中に咲くお花畑のような姿が特徴的で、イソギンチャクにも似ていますがサンゴのなかまです。

花のように見える触手はポリプと呼ばれ、中央部分には口があり小さなプランクトンを食べています。
前々回のコラムでは、1つのポリプで生きていく「ヒユサンゴ」をご紹介しましたが、マメスナギンチャクは多数の小さなポリプが集まり群体になるタイプのサンゴです。

じっくり見ていると、ポリプがゆっくりと開いたり閉じたりしている様子が見られます。タイムラプスの動画がコーラルラボのモニターにてご覧いただけます。

ポリプが開いている様子
ポリプが閉じている様子

マメスナギンチャクの大きな特徴として、からだの色彩のバリエーションが豊富である、という点が挙げられます。
グリーン、オレンジ、ブラウンに加えて、中央部分と触手の色が異なるもの、虹色に見えるものなどさまざまな種類があります。

コーラルラボでは、カラフルなマメスナギンチャクを多数展示していますので、ぜひ実物をご覧ください!