みなさんこんにちは!

今日は3月5日、『サンゴの日』ということで、サンゴについてご紹介します。

海に咲く花のように、多彩で様々な姿かたちをしているサンゴたち。
みなさまにとって、謎多き生きものなのではないでしょうか。
今回は簡単に解説していきたいと思います。



① 動物なのか植物なのか?
答えは、動物です。
クラゲやイソギンチャクに近い仲間「刺胞動物」です。

サンゴの本体はポリプと呼ばれ、この部分がたくさんあるサンゴを「群体サンゴ」、一つしかないものを「単体サンゴ」といいます。

(群体サンゴ)
 
 
 

(単体サンゴ)

※赤矢印が指す囲まれた部分
 
 
 

② どのように成長するの?
多くの種類は、体の中にある褐虫藻という小さな藻と共生していて、藻が作りだした栄養をサンゴがもらいます。
夜は、サンゴ自らが触手を伸ばし、海中に漂う小さなプランクトンなどを捕食しています。
成長速度はとても遅く種類によって異なりますが、1年に1mm~100mm程度の変化といわれています。
そして、長い年月をかけてたくさんのサンゴが集まり、成長してできた地形を「サンゴ礁」と呼びます。
 
 

③棲んでいる場所は?
水深5m~100mの水が綺麗な環境で暮らしています。
高温にとても弱く、水温が30℃を超えると死んでしまいます。
最近は、海水の温度が上がってきており、サンゴが減りサンゴを住処としている魚たちにも影響がでてきています。
 
 

④サンゴのすごいところ!
大気中のCO2を減らしてくれていて、地球環境にとても深くかかわっている生きものなのです。そのため、様々なところでサンゴを増やす活動が盛んになってきています。

当館でも株分けして増やしながら、愛情を込めて飼育しています。
展示は1Fコーラルカフェバー『花灯 -はなあかり- 』
 

(株分けしたサンゴ 左:ウミアザミ 右:ウミキノコ) 
 
 

(1F『花灯』)

まだまだ小さくてわかりにくいかもしれませんが、水槽に灯されるサンゴの『花灯』に癒されに来てください。



(魚類チーム 伊藤)